学生からの声

苅田 直也

中島 結さん

  • Karita Naoya
  • 山口県徳山高校出身
    2005年度入学

英語・中国語・日本語が話せることで、触れることのできる情報の量が増え、
世界観・可能性が大幅に広がります

  上海に来て、2年半が経ちました。日本にいるときよりも、生きているという充実感を 肌で感じています。上海という都市は、世界各地からいろんな国の人が集まっていて、 とても刺激があります。世界各国の人々とコミュニケーションすることで、世界観が大きく変わりました。今では、中国語もある程度話せるようになり、語学の勉強以外に、いろいろなことを しています。
その中の一つに、インターンシップがあります。現在、イギリス系金融コンサルタント会社で、 金融の勉強をさせていただいています。現在、世界はお金・情報が国境を越えて、自由に流通す るボーダレス経済となりました。今の時代、企業はビジネスを考えるときに、日本国内だけを見 て判断することは少なくなってきています。私も実際の現場を通して、グローバル化が驚異的 なスピードで進んでいるのを肌で感じています。特に、世界の中の中国という存在は今後もま すます大きくなっていくでしょう。
私個人は来年から留学の場をニューヨークに移し、充実した日々を過ごしたいと考えています。留学をして、一番良かったなと思うことは、日本という国を客観的に見ることによって、日本という国 が世界と比較してどんな国なのか知ることができたことです。宗教や文化などは相対的なものだ と思います。比較してお互いの相違点を知ることは大切ですが、正しい、正しくないといった視点 で語れるものではありません。こういった比較文化という考え方を身につけたおかげで、留学以前よりも物事を幅広く複眼的にみることができるようになりました。言語はあくまでも、手段であって 目的ではありません。しかし、英語・中国語・日本語が話せることで、触れることのできる情報の量が増え、世界観・可能性が大幅に広がります。
最後に、異国の地で生活するには、もちろん苦労もあります。しかし、感受性豊かな学生時代に海外で生活することは、苦労するだけの価値があると信じています。みなさんも将来、世界で活躍 できるように、思い切って世界の風を肌で感じてみませんか。きっと、興奮するフィールドが待って いることでしょう。私も、今後大きな志を持ち続け、真の国際人を目指したいと思います。

保護者の声:志の高い友人に囲まれ貪欲に語学習得する姿に驚かされました---苅田 恵子(苅田直也くんのお母さん)


                          元気に頑張っています

 復旦大学に留学して3ヶ月後に、息子に会いに上海に行きました。中国人の友人と共に迎えに来て くれ、あまり観光客が行かない夜の魚市場に連れて行ってもらいました。夜8時を過ぎているのに活 気に満ちていて、ここでも躍進する中国を肌で感じました。息子は習っていない単語があると素早く ポケットから電子辞書を取り出し、発音し、その場で友人2人に直してもらい、手帳に書き込む作業を していました。「調べる、聞く、書く」を繰り返しているため、手帳はボロボロでした。志の高い友人に囲 まれ貪欲に語学習得をする姿に驚かされました。
外国語のマスター3箇条というのがあります。@強い動機、A24時間、外国語漬けの環境、B自分 にあった学習法の工夫。このすべてが、復旦大学には備わっています。復旦大学とAICの共同で作成 されたオリジナルの教育プログラムを学び、留学後3ヶ月でHSK6級を取得できました。またサーク ル活動では、上海で活躍されている起業家の方々に直接会って話を聞き、ネットに紹介しています。こ のサークル活動を通して、経済はもちろん、歴史、文化、風土など多くのことを学び、国際的な知識や 人脈も得られたと思います。
日本で暮らしていたときには当たり前に思えていたことが、留学したことで、自分の国だけを 基準にして物事の価値判断をするのは間違っていると思うようになりました。人としての幅が広 がり、自分の基準だけで判断せず他人への思いやりを常に持ちながら行動してくれると信じてお ります。
レバノンの女性の詩人(H・ジブラーン)は、「親は子供のために弓をいっぱい張りなさい、でき るだけ強く。そして、その手を離したときに矢がどこに飛んでいくかは考えなくてもいい、的を決 めて離すまでが親の仕事。矢がどこに行くかは子供が決めること」と言っています。留学を決定 するまで、親子でいろんな方に相談し、悩み、話し合ったことは、決して無駄ではなかったと思っています。
最後になりましたが、これまで多くの先生方が支えてくださったように、これからは後輩たちを サポートして共に勉学に励んでくれることを願っております。


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